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2010年9月

2010年9月24日 (金)

歳をとるって…

敬老の日の夜に放送された、「おふくろ先生の診療日記3」をご覧になったでしょうか。認知症の妻とそれを支える夫、という設定で、小豆島に暮らす夫婦が、認知症と闘う様子が描かれていました。

すごい、と思ったのは、いしだあゆみさんの演技がリアルで、本当に認知症が身近に感じられたことです。歳をとるってそういうことなんだと、わかっていたつもりでもちっともわかっていなかったことに気づきました。

今回の認知症は、アルツハイマー型で、誰にでも明日にでも起こりうる病ということ。歳をへて自然に認知症になるのとは違って、病的な進行度です。徐々に衰えて行く認知症だと、それでも時間がかかるのかもわかりませんが、昨日できたことが、もう今日はできないのです。いつも明るかった、賢かった人が、です。そばにいる家族は本当に、受け入れられるのか心配になりました。

歳をとるのは、悲しいことです。ステキなことですが、悲しいことです。ちっとも美しいことでも、都合がいいことでもありません。何もわからなくなって、理性ではコントロールできない、怖い自分が出て、人間としての尊厳がなくなっていくような気がしました。本当に、美しくかわいく老いていくのは、なんて難しいことでしょうか。

そう思うと、今直面している面倒くさいことすべてが、「させていただいてる」んだということに気づきました。歳をとると、いやおうなく、今の生活の大半ができなくなります。今は面倒くさいとか、はやく卒業したいとか思っていることも、それが出来なくなることを考えると、苦行でも何でもなく、実はありがたいことなんだと思います。忘れることが自然の摂理なら、今を生きることだってきっと大切なお役目なのかも。

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2010年9月20日 (月)

10年ひと昔

京都に来て、iMacを買ったのちに、しばらくして買ったWindowsXP、とうとうお役御免となりました。どうしても入れたいソフトがあったので、スペックの関係でやむなくWindows7に。10年もよく頑張ってくれたのですが、新しいパソコンに比べると、老朽化は顕著でした。

なにが面倒くさいって、データの移行ほど面倒くさいことはなく、ちょうど割引していただいた分を充てて、設定もデータ移行もプロにお願いしてしまいました。自分のデータですから、整理方々自分でやってもよかったのですが、せっかくなので、頼んじゃいました。

やはり10年前のパソコンのデータを移行するということは、プロながら尋常じゃない時間がかかります。入れるのは一瞬なのですが、取り出すのに時間が。結局、音楽データは動かせずに、写真のデータと宛名ソフトの住所録だけで、範囲内の4GBを超えてしまいました。それ以上のデータ移行は追加料金がかかるということで、だったら自分で外付けハードを買って、音楽データだけはそちらに動かそうということになりました。

また、今まで使っていたソフトも、7だと動作しないものも多く、iTuneもx-アプリも、すべてあらたにダウンロードしてくる羽目に。OSが変わるということは、それだけ大変なんですねえ。

また、データを取り出したあとの破棄するパソコンは、メーカーのサイトには、高いソフト(4万円以上もする!)を買って、消去することを推奨されています。え~、そんなに?リカバリCDの、出荷時の状態に戻す、でいいのでは?とプロの方にアドバイスしていただけました。それなら簡単、安心!

外付けにデータ移行したら、リサイクル料金を払い込んで、メーカーに送らなくてはいけません。大変な手間ですが、今はヤマトさんでパソコン梱包もやってくれるパックもあるそうなので、お金はかかりますがそのほうが安心なので、そうする予定です。本当に、10年ひと昔、頑張ってくれたパソコンも、これで最後です。今年は、車に引き続き、たくさんの「家族」を見送る年になりました。

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2010年9月15日 (水)

天晴れ篠原監督!

今回の世界柔道選手権大会2010、本当にすばらしい成績でした。前回の屈辱を見事に晴らしたという、もっぱらの評判です。篠原監督は、その強烈な存在感で、大会前も大会後も、選手の矢面に立って常にみんなをひっぱっていった印象を受けます。

「泣くな篠原、最強の銀だ」と新聞に書かれて、明らかなジャッジミスで金メダルを逃した現役時代を知っている、私たち世代のものにとっては、あれから篠原監督が越えてきた、数々の苦難と悔しさを思います。あのときのあの選手が、今度は、幾人も幾人も金メダルをとれる選手を育て上げる、偉大な監督になっているのです。時の流れってすごい。

自分ひとりが金メダルをとって終わる、そんな人生もあるでしょう。しかし篠原監督は、銀メダルに終わった経験を活かし、多くの柔道家に光を当てる指導をしてこられました。一回でも地獄を見たことのある人は、そうでない人よりはるかに強いです。そんな監督だからこそ、選手をして「先生(篠原監督)に喜んでもらえる試合がしたかった」という言葉が出るのでしょう。

人生は、最後までわかりません。地獄をみたことさえ自分の糧にして、それよりはるかに大きな仕事を成し遂げた、篠原監督は天晴れだと思います。

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2010年9月 6日 (月)

ネットショップい・ろ・は

自分がネットショップに勤めているくせに、他のネットショップで結構な金額を、買い物しています。ネットショップでどうして買っているかというと、まず自宅まで運んでくれる楽さ。重いものは特に、これをやり出すとやめられません。

次に、安さ。自分でこまめにセールやアウトレットに足を運んで、自分の目でチェックするのが習慣の方はいいのですが、平日も休日も時間も余裕もないので、ネットの情報量に頼ります。一回買い物して、いい買い物できたと学習したら、次にもそこに訪れてしまいます。「はずれがない」という感じでしょうか。

さらには、気分転換の意味合いも持ちますので、楽しくないといけません。ページをめくるように、自分でウィンドショッピングをするように、楽しくお買い回りできたら嬉しい。あと、あまりしないのですが、不良品があったら気持ちよく交換・返品に応じてくれること。これは大きいですね。そのショップに対する、信頼度の問題かもわかりません。

こう考えてくると、今の自分のショップはどうよ、ということになります。商品説明を書く仕事なのですが、私のコメントは、お客様の心に響いているのだろうか。お客様に楽しくお買い物していただいてるのだろうか。反省すべきことがたくさん見えてきます。自分が楽しんで仕事をするだけでなく、人をも楽しませる、そんな仕事をしていこうと思います。

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2010年9月 3日 (金)

新しい秋冬着物

この秋新発売の袷着物の新柄が入荷してきました。不況のせいでしょうか、なぜか着物に元気がありません。毎回、新柄が出ると、中に必ず一つ二つ、欲しいな、と思うものが含まれているのですが、ここ数年、そのようなときめきがまったくないんです。

どうしてかな、と思っていたら、着物の柄が、冒険されていないんですねえ。万人受けして、応用がきく、わかりやすい着物ばかりで、はっと目を引く個性的なものがない。だったら人気柄を、昔どおりに忠実に復刻してくれたらいいのに、へんに現代に迎合した普通の柄しかない。しかも、色目はすべて中途半端。元気がよくて、ぱっとした着物があまりないのです。

着物を着る人は、もちろん、個性的でどこかクラシックで、冒険することはあまりないでしょう。売れ残ったら、この不況、不良在庫として残るしかないため、安売りして売れても、二束三文と同じ憂き目に合います。だったら売れるものをつくる、まあ、マーケティングの基本っちゃ基本です。

でもね、着物のマーケットは、広がってきていると思うのです。今までネットで買ったことがない方でも、ちょこっとみて、買いたいこともあるかもしれない。魅力的なサイト作りには、いい商品は欠かせません。日本の着物が元気になるように、私たちはもっともっとがんばらなくてはいけませんね。

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