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2011年5月

2011年5月23日 (月)

心を満たすためには

あるメルマガで、自社の商品を売るには、相手のタイミングが合うまで、何度もメルマガを出したり、さまざまな形でアプローチをしろ、と書いてありました。なるほど、とまず感心。シンプルなことほど、できていなかったのだと思います。

売上を上げるにはどうしたらいいか、よく会議でも話題になります。業種によって、また商材によって売り方や出すタイミングは違うとは思うのですが、基本、商売のコツは、売り期を逃すな、ということです。

売りたいものが売れるタイミングをつかむには、相手が欲しいと思うタイミングをキャッチすること。そこで冒頭の「もっと頻繁にアプローチしろ」という結論になっていくんですね。

自分がどんなときに買い物をしているのかと思って振りかえってみると、食料品など、生活に必要なものを除いて、嗜好品などは、心を満たすために買っていることが多かったです。心はデリケートなもので、今の瞬間、欲しいと思っても、次の瞬間には忘れていたりします。要はタイミングですね。いつスイッチが入るかわからないので、細やかなアプローチは必要ですね。

生活必需品だって、心が空っぽの時は、高いものでも欲しければ買っています。そんな時は、普段は高いと思うものでも、高く感じないんですね~。やはり、買い物は、微妙な駆け引きなのでしょうか。

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2011年5月19日 (木)

生活を楽しむのが下手?

一年で一番忙しい時期を乗り越えて、ようやく一息つけるようになりました。今年のゴールデンウィークは、ものの見事に仕事漬け。例年ですと、連休もそれなりに休めていたのですが、今年は完全なテレワーキング元年。一体どうなるんだと心配してしましたが、結構過ぎればあっという間でした。

ワーカホリックでしょうか、仕事がたてこんでいるときは、いっぱいいっぱいでやっているくせに、いざ一段落して仕事が減ると、急に不安になります。もっとできたのではないかと、もっと頑張ればよかったと、なんとなく悔いてしまいます。かといって、これ以上仕事しても、クオリティが落ちるだけ。自分も家族もしんどいのはわかっています。

ひまなときはそれなりに、生活を楽しむことをすればいいのに、貧乏性か、ついついほかの予定を入れてしまいます。結果として、ひまになったらやろう、と思っていたことが、一つもできないまま、あっという間にまた、次のヤマが来るのでしょう。

今は、すこしできないでいた和裁がやりたくして仕方ありません。それも、完全に自分のものが。しばらく、他の方の分ばかりやっていたので、自分用に不自由を解消しようと、夏もののコットンリネンの洋服地を買ってきました。ごくごくシンプルな長襦袢を作ろうと、現在奮闘中です。仕事がカットインしてくるとなかなかできませんが、着る予定が7月7日にあるので、できれはそれまでに、と思っています。

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2011年5月 8日 (日)

九州新幹線のCMがすごい

東北大震災が起こったことで、わずか数日、流されただけでお蔵入りとなった、九州新幹線のCMが、今、元気をもらえるとして話題になっています。徐々にテレビでも、紹介されるようになってはきたのですが、今はフルバージョンを含めて、ホームページ上で公開されています。

http://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU

参加してるのは、ホームページで呼びかけられた言葉に、反応した人たちです。ほぼ、演出なし、思い思いの格好と『虹色の新幹線の進行方向左から手を振って』、これだけの指令で、虹色の新幹線が走る沿道に、人々が集まりました。

ホームページで募集があったときに、これはなんだろう、どうなるんだろう、と思っていました。CMができる前から、偶然ですがホームページで動向は追っていたんですねえ。

車載カメラは2台、左側だけに設置されました。CMでは、新幹線の内からも外からも、カメラは切り替わります。田んぼやビニールハウス、高層マンションや陸橋、オートバイの上、会社の屋上。いったい何人の人々が、祝賀ウェーブをしてくれたのでしょうか。

「ひとつになる」CMの中で、何度も繰り返されました。九州は本当に新幹線を待っていたんだと、そんな思いがよく伝わる、素晴らしいCMになっています。みんなはダンスして笑っているのに、見ている人はこんなにも涙が出るのは、なぜでしょうか。新幹線は「夢の超特急」なんです。だからですね。

震災が起こって、元気のない日本に、本当に必要なものはなにか、よくわかりますね。ちなみに、CM曲も、今、オーバーシーズトップ10などの、カウントダウンでも、人気急上昇だそうです。マイア・ヒラサワの、「Boom!」という曲です。あ、Boom!って言ってたんですね。単なる掛け声のように思っていました。明るくて、涙が出る曲です。

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2011年5月 1日 (日)

嬉しくないよ

我が家には、娘も息子もいるのですが、まだ全員、20代前半ということもあって、まだ、家を離れることはないだろうと、ある程度、たかをくくっていました。就職している子どもたちも、まだ安月給だから家を出ていけないだろう、とか、まだ結婚には早い年齢だから、出て行ったりしないだろう、とか。

でも、甘かったんですねえ。昨日、息子が初めて、彼女のご両親に会いに行ってきたそうです。いい雰囲気だったようで、疲れた様子ではありましたが、息子の様子からは、とくには困った様子はありませんでした。

いえ、息子の幸せを願わないことはないんですよ。今まで、ずっと手元に置いて、何かと世話していたような気でいましたので、そろそろお嫁さんにバトンタッチしてもらえると助かるなあと、思っていました。娘たちだけでも結構手がかかるので、息子だけでも手が離れれば、夜は早く休めるし(深夜まで残業、ご飯を食べさせるのに起きていたりしてましたから)、朝は少しゆっくりできる、なんて、心では歓迎だったんですが。

でも、あいさつを終えて帰宅した息子に、「うちのご飯とどっちがおいしかった?」と聞くと、即答ではなく「う~ん」。少し考えて、「お味噌汁は向こうがおいしかった」とぬかす。母、絶句です。

女の子の方が、嫁に行っても何かと実家に頼る、とは聞きます。息子は、お嫁さんに取られてしまって、家の名前は継いでくれるかもわからないですが、完全にお嫁さん側になる、とは、聞いていました。でも、うちは違うと、うちは仲良しだから、きっとうちに限っては、と、どこか信じてた部分がありました。

今となっては、やはりうちも、世間さま並みだったんですね。息子はすでに彼女にもってかれ、ママは評価の対象にもならないんですね。いえ、望んではいたことですが、なんだかちっとも嬉しくありません。

これも、順送りですね。私たちも、親にそんな思いをさせて、ここまできたんですものね。仕方ないかな。

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