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2011年9月 3日 (土)

初物を、ふたりで

先日、「ホンマでっか!?TV」を見ていたら、日本人が情緒的で仲がいい理由として、初物を家族や大切な人と食べる習慣があるからだ、とおっしゃっていました。四季がはっきりしている日本では、気持ちの区切りとか、季節によって自然が移り変わったり、食べ物が変化することが、すごく情緒的にとらえられていたんですね。

逆にヨーロッパとか、アメリカなんかは、この「初物」という感性は、お持ちでないらしい。だから、初物にあたる言語がないんだとか。だから、当然、一緒に食べて絆的なものを感じることもありません。そういえば、私が英語を習っている先生は、イングリッシュネイティブですが、日本に来た時に、大いに疑問を持ったことが多かったといいます。

まず、お返し、という習慣。人々が円滑にお付き合いをしていく上で、何かをあげたりもらったりする上で、ギブアンドテイクは普通ですよね。ところが合理主義の方々には、これがどうしても解せないらしい。季節のあいさつも、やはりそうですね。四季がはっきりしていないと、わざわざその内容を挨拶に取り入れることもありません。

ちなみに、私が習っている英語の先生は、イギリス人なのに、日本が大好きといいます。それも京都が、大好きらしい。ほどほどに都会で、ほどほどに自然がいっぱいだからだそうです。人の気質も若干違うのでしょうか。

私たちがグローバルになったとかいろいろ言っていますが、結構あまりに当たり前すぎて、気がつかなかったことがあるんだな、と思いました。日本人は、やはりすごいですね。日本人に生まれたからこそ、着物にも出合えたし。

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