« 絶対うそだろ | トップページ | 無骨さが恋しい »

2011年10月 7日 (金)

着物で行事をこなす、という件

人生には、いくつかの大きなイベントがあります。お宮詣り、七五三、成人式、結婚式その他もろもろ。意味合いはいろいろあるでしょうけれども、それはその方がそこまで成長した証であり、周囲の方にとっては喜びごとであったりします。

日本人は、行事があるとその都度、着物を誂えて祝ってきました。最近では洋服で済まされる方も多いみたいですが、やはり、お宮詣りには一ツ身の着物、七五三には小裁ちに被布コート、成人式にはお振袖、結婚式には打掛、掛下、大振袖などなど。お招きする方なら黒留袖、お呼ばれすれば訪問着になるでしょうか。きちんとTPOに合わせた着物が必要になってきます。

さらに、それらの行事は一生にそう何回もあるわけではないので、(ほとんどが一生に一度)すべてを誂えるのは無理で、レンタルで済ませたりしますよね。自分の着物じゃないから、大切に思う気持ちとか、保管や整理をどうしようと思う心配とか、そのような楽しみ(反面わずらわしいかもしれない気持ち)もないわけで。

なんでも借りられる時代になって、お母さま、おばあさまの着物も下がってこなくなって、大切にされるべき着物が、価値がわからないのか、簡単に捨てられたり、売られたりします。古い着物があるだけで「宝の山」のように思える私には、布としての着物にも、衣装としても着物にも、興味がありありです。できるだけ、レスキューしてやりたくなります。

世の中に、着られないまま生み出されてしまいこまれた着物たち、なんとか適正に、処理できないものでしょうか。かわいがってくれるところ、活用してくれるところに、一枚残らず貰われていってほしいと思います。

|

« 絶対うそだろ | トップページ | 無骨さが恋しい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 絶対うそだろ | トップページ | 無骨さが恋しい »